迫真の氷結晶

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卒業目前で留年しかけたけどなんとか大学を卒業した

2021-03-27
  • #生活

秋ABモジュールの成績発表の日、卒論提出締切が3日後でクッソヤバい状況だというのに、1科目(2単位, 専門科目)の単位を落としたことが判明した。この2単位が無いと1.5単位足りずに卒業できない。

それからのことはよく覚えてない。

嘘。全部覚えている。

追加で履修できそうな春季集中講義を探すもそんなものは無く、単位を落とした科目の先生にどうにかならないかとメールを出した。それからの先生とのやりとりは思い出したくもない。

なんとか卒論は ~~でっち上げて~~ 提出できたが、単位を落とした科目の先生とのやり取りからして、その単位はほとんど助かる見込みがないことが分かった。

うろたえ思いつめていると学群教務から卒業単位の不足を知らせるメールが送られてきた。

「落とした単位復活させてもらえないか取り合ったんすけどダメそうなんすよね😇」って学務にメールを送った。すると「うーん、『エンタテインメントコンピューティング演習』の履修をダメ元で先生にお願いしてみたらなんとかなるかも…?」ってアドバイスをもらった。

エンタテインメントコンピューティング演習(以下EC演習)は、成績が確定するのが秋Cモジュールとはいえ、「通年・応談」「履修上限20名」とかいう、見た感じ春学期から始まっていて授業自体はとっくに終わってるような科目だった。しかも、シラバスを見る限り企画・制作系の激重科目だった。

通年の激重科目を実質2週間で、先生に無理言って履修しろってことだから面食らってしまった。

他に選択肢も残されていないので履修させてもらおうと、先生にメールを送ると、ものの数分で履修許可のメールが返ってきた。ありがとうHSN先生。

EC演習の実態は、コンテンツやデバイスの企画・制作をし、それを発表スライドにまとめて提出するという内容だった。先行研究や作品についての調査も要求されていて、けっこう研究に近い。

残り時間がない上に、EC分野なんて右も左も分からなくて途方に暮れた。

EC分野の研究発表みたいな日本語のコンテンツなんて無いものかなあとYouTubeを検索してみたら、コロナのおかげで公開されてたEC学会の発表動画とその学会に先駆けたラジオ番組を見つけたので、何かヒントを得ようと全部視聴した。

その中でビビッときた作品があったので、それをもとになんとかアイデアを捻り出して、なんとかプロトタイプ的なのを作って、なんとか発表スライドをまとめ、なんとか単位を取得した。結構なデスマーチだった。

そんなこんなで単位を揃えなんとか無事に大学を卒業することができた。本当に良かった。卒業単位を落としたときは死んだと思った。


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